付録C 試験当日のガイド
試験形式。 特技審査は35問、60分です。1問あたり平均1分40秒程度ですので、状況が長い問題に2分以上留まらないようにします。易しい問題は2点、分析が必要な問題は3点であり、満点の75%以上で合格します。
読む順序。
- 質問の行(最後の文)を先に読み、何を選ぶのか(判断、手順、証拠、勧告)を確認します。
- 状況の中で正解を左右する事実に印を付けます。何が残っているか(元データ、ログ)、何が許容されているか(テスト案件、アクセス)、何が変更されたか(モデル、文書、設定)、誰が責任を負うのか(経営陣、業者、監査責任者)、数値は何と比較すべきか(ベースライン、許容逸脱率)。
- 選択肢を読むときは、「良いことか」ではなく「この状況において最も適切か」を自問します。同じ選択肢のリストであっても、異なる状況においては正解が変わります。
よくある落とし穴。
- 設計の証拠(手順書、教育記録)を運用の証拠として使う選択肢。
- 量を質と錯覚する選択肢(ログ数万件、複数名の面談)。
- 被監査部門の言葉や確認書を証拠として使う選択肢。
- 監査人が経営陣の職務(承認、運用、懲戒)を引き受ける選択肢。
- 実際の被害がないという理由で不備を軽視する選択肢。
- 抽出して確認した結果を全体として推定する選択肢。
問題形式別のコツ。 複数選択は選択肢ごとに個別に真・偽を判定します。記述判定は結論と理由を分けて確認し、理由が誤っていればNoとします。順序並べ替えは「この段階の結果が次の段階の材料になっているか」で順番を整えます。マッチングは確実な組み合わせから消していき、使用されない選択肢が一つあることを覚えておきます。
前日の夜。 各章の「ひと目でわかるまとめ」の表と「間違えやすいポイント」を読み返し、混同行列の計算を一度手で行ってみます。