実力だけが通るように。
AIの資格試験をAIが代わりに解けば、資格は意味を失います。AIDANの模擬審査と昇級・昇段・特技審査はすべてAIDANアプリでのみ、端末チェックに合格したスマートフォンでセキュアモードで行います。認定審査ではさらに本人確認と人による最終確認が加わります。
正直に言えば、どんなオンライン試験もそれだけで完璧にはなりません。もう1台のスマートフォンで画面を撮って質問する人を、ソフトウェアだけで100%防ぐ方法はありません。だから防げるものは防ぎ、防げないものは時間・カメラ・統計で明らかにし、判断は人が行います。
1. 防ぐ
- 1問ずつ、サーバーが出題する。問題全体をダウンロードする手段はありません。正解はサーバーの外に出ず、採点もサーバーが行います。
- 受験者ごとに異なるフォント暗号。画面の文字は、受験者と問題ごとに新しく作ったフォントで描画されます。ページのコードには意味のない記号しか残らないため、コピーや翻訳、画面のテキストを読むAIエージェントは問題を読めません。
- アプリ専用・端末チェック。審査はアプリでのみ開始できます。USB・ワイヤレスデバッグ、開発者向けオプション、画面録画・共有・ミラーリング、外部ディスプレイ、root化・脱獄、エミュレーター、自動操作のユーザー補助サービスがオンだと開始できず、受験中にオンになると直ちに終了します。アプリが本物かどうかは Apple App Attest と Google Play Integrity でサーバーが確認します。
- コピー・印刷・ショートカットのブロック、全画面の強制、他サイトへの埋め込みのブロック。
2. 明らかにする
- 見えないおとり。ページのコードとアクセシビリティツリーには、人の目には見えないおとりの問題と罠のボタンがあります。画面ではなくコードを読んで答えるエージェントはおとりの答えを選び、その選択が記録されます。
- 自動化とサイドパネル。自動化ブラウザ、合成クリック、ど真ん中だけを押すクリックパターン、AIサイドパネルを開いたときに狭まる画面幅、開発者ツールの接続を検知します。
- 時間。問題を読むのに必要な最短時間より速い解答や、接続信号が途切れた区間をサーバーの時計で記録します。
- 透かし。試験画面には受験者を識別する透かしが入っており、流出した写真の出どころを追跡できます。
3. 人が判断する
記録は公正スコアとして合算されます。スコアが低ければそのまま確定、中程度なら確認の対象となり、高い場合や罠のボタンや端末チェック不合格のような決定的な証拠がある場合、審査は即時に終了し、確認後に確定します。自動判定だけで帯認定証を取り消すことはなく、受験者は異議を申し立てられます。
記録する項目と重み
| 項目 | 重み | 上限回数 |
|---|---|---|
| 隠れた罠ボタンのクリック・決定的 | 40 | 1 |
| 端末チェック不合格(ADB・画面共有・root など)・決定的 | 40 | 1 |
| アプリの端末チェック報告が途絶・決定的 | 40 | 1 |
| 機械的なタッチパターン(圧力・接触面積が一定) | 8 | 3 |
| 指では押せない短いタッチ | 6 | 3 |
| アプリのフォーカス喪失(通知パネル・オーバーレイ・分割画面) | 6 | 5 |
| 机ノック確認の失敗 | 20 | 2 |
| 机ノック要請への無応答 | 20 | 2 |
| VPN使用の疑い(iOSでの推定) | 10 | 1 |
| Wi-Fiがオン(iOSでの推定) | 4 | 1 |
| 自動化ブラウザ(webdriver)・決定的 | 40 | 1 |
| 合成入力イベント・決定的 | 40 | 1 |
| AIエージェントブラウザ・決定的 | 40 | 1 |
| DevTools プロトコルの接続 | 30 | 1 |
| 偽ラベルの解答を選択 | 12 | 4 |
| 監督記録の不足(カメラ・接続)・決定的 | 40 | 1 |
| 問題の一括取得 | 10 | 1 |
| 画面にない問題への解答 | 6 | 3 |
| 画面幅の縮小(サイドパネル) | 10 | 3 |
| 開発者ツールの起動 | 15 | 1 |
| 外部要素の挿入 | 8 | 3 |
| ど真ん中クリックのパターン | 15 | 1 |
| ポインタ移動のないクリック | 10 | 1 |
| マルチモニター | 8 | 1 |
| ブランドなしの Chromium ブラウザ | 8 | 1 |
| タブ・アプリの切り替え | 4 | 6 |
| 全画面の解除 | 4 | 5 |
| 別ウィンドウへのフォーカス移動 | 2 | 8 |
| 読めない速さでの解答 | 3 | 6 |
| 接続信号の途切れ | 5 | 3 |
| 受験中の端末・ネットワーク変更 | 10 | 2 |
| カメラの切断 | 6 | 3 |
| 顔が検出されない | 4 | 5 |
| 複数人の検出 | 10 | 3 |
| 画面キャプチャ・録画 | 10 | 3 |
| アプリからの離脱 | 6 | 5 |
| コピーの試行 | 2 | 5 |
| 貼り付けの試行 | 1 | 5 |
| 右クリックメニュー | 1 | 5 |
| 印刷の試行 | 3 | 2 |
| ブロックされたショートカット | 1 | 5 |
記録しないもの
- キーボードで入力した内容、他のタブのアドレスや内容、インストール済みプログラムの一覧は収集しません。
- カメラの写真は昇級審査でのみ、20秒間隔・低解像度で保存され、90日後に削除されます。音声は録音しません。
- 稽古はセキュアモードではなく、何も記録しません。
アクセシビリティ支援
フォント暗号とおとりのレイヤーは、スクリーンリーダーとの併用が困難です。視覚障害などで支援技術が必要な受験者には、試験前に申請していただければ、人の監督者が付き添う代替受験を提供します。